第12回
“内定後の悩みあれこれ”とこれからのこと
まだまだ就職活動を積極的に続ける方へ
この時期になって、初めて就職活動をはじめるという方もいらっしゃるはずです。公務員一本に絞っていた学生や、教職を考えていた学生などが該当するはずです。そんな学生からのよくある質問は、「まだまだ優良企業はありますか?」ということです。
もちろんあります。『秋採用』という言葉をお聞きになったことがあるでしょう。秋採用とは、7月〜8月以降に再度企業が募集をすることです。いまや新卒採用も、中途採用と同じように、『通年採用』に近い形とも言えるかもしれません。それだけ、企業はよりよい学生を求めているということもいえるのかもしれません。
ですから、まだまだ諦める必要は全くありません。もう一度、気持ちを引き締めて、顔を上げて頑張りましょう。
またまた余談ですが、私は水泳の北島選手の考え方が大好きです。前回のオリンピックで世界最速の金メダリストになられたとき、インタビューでこんな風に応えていらっしゃいました。
「金メダルをとるということは、努力だけでも運だけでもだめなんです。それには意識が必要なんです」って。
すごい言葉だと思いました。思わず鳥肌すらたったことを覚えています。実は、私もそんな気持ちで生きてきたからです。前回第11回でもお書きしたように、負けるもんかと思って生きてきたからこそ、今の自分があるのかもと思っている私にとって、私の力の元は、北島選手のおっしゃるとおり、私自身の意識からくるものだろうと思います。
私は今回の『坪田まり子の就職塾2009』のテーマとして、『思い・在り方・志』をおき、連載を今日まで続けてまいりました。人間って本当に小さな小さな弱い動物ですが、それでも私たちには心があるのです。その自分の思い=心くらい、“相対評価が全て”と言われる厳しい就職活動の中でも、自分のために守り抜いてほしいと願っています。それがあなたの人生であり、あなたが生まれた意義であり、あなたがここに在るということなのだから。
どうか逞しくご自分のための日々をお過ごしくださいますよう。悩める時があれば、私でよろしければいつでもメールをください。そしてご家族や大学の就職課やキャリアセンターにも相談してみましょう。
私は自称“学生のための幸せ配達人”です。それが私の選んだ『思い・在り方・志』なのです。これからも1人でも私の話を必要としてくださる方がいらっしゃる限り、ベストを尽くし頑張る所存です。
そして皆さんは、これから“自分のための幸せ探し”をしてください。幸せって、どこからから運ばれてくるものではないと思います。そしてそれは親が与えてくれるものでも、社会が与えてくれるものでもないでしょう。自分が前を見つめて、胸を張って生きているからこそ、“幸せ!”って感じる“とき”を手にすることができるのだと思っています。だからこそ自分の意識を自分のために高め続けてほしいと心から願っています。志をどうか忘れないでくださいね。
昨年7月から全12回に亘り、たくさんの方々に支えていただきながら、無事最終回をむかえることができました。読んでくださる方が大勢いらっしゃること、本当に本当に大きな支えになりました。あちこちの学内講座や講演会で、「坪田先生の就職塾、いつも見てますよ」とか「坪田先生のメッセージに励まされています」って声をかけられるたび、生きててよかったって、大げさだけど痛感している毎日です。
またどこかの大学で、そして講演会でお目にかかった時にはぜひお声をかけてくださいね。
お互いに、心身ともに元気で過ごしましょう。
心から感謝を込めて。
一年間本当にありがとうございました。
坪田まり子
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