第11回
“あきらめないで”あなたの悩みを全て解決します

グループディスカッションが苦手なあなたへ

企業によって様々なテーマや形式が出されています。企業にとっては、個人面接よりもはるかにあなたたちの力量と本質が見極められるため、この形式は今後もますます増えていくものと思われます。グループディスカッションを一度も通過できないというメールもたくさんいただいています。そんな方は、下記に該当しないかどうか、ご自分のことを振り返ってみてください:

  • ムキになった表情で話す
  • 自分の説を強引に押し付けようとする
  • メモを一切とらない
  • 一人だけ話が長い
  • 人が話しているときに、そちらを向いていない(相づちすらうたない)など

もちろん全く意見を言わない学生は、その場で終わりだと覚悟をしましょう。グループディスカッションとは、企業の会議と同じ。会議は活発に意見を出してこそ、有意義なものになると同時に、早い時間で解決することができるのです。人の意見にすぐ丸め込まれてしまうのも考えものです。自分の意見はきちんと堂々と述べることを忘れずに。但し、笑顔でね。そして多数決の結果、引くべきときは潔く引きましょう。それが正しい組織のあり方だと私は考えています。

最後に。

 「もう持ち駒がないんです」という相談をたくさん受けるのもこの時期です。気持ちは分かります。でもこのことだけは分かってください。面接はゲームではないということを。確かにゲームなら、持ち駒がなくなれば、終わりですよね。でも面接は、対人関係なのです。対人関係ということは、新しい出逢いを自分でどんどん切り開きさえすれば、これからもまだまだたくさんの企業と出逢うことができます。

 偉そうに言っている私にも苦い経験があります。22歳の頃、あることで人間不信になって、実は2年間も人前に出ることが出来ない時がありました。家の中でじっとして、人前に出るのが恐くてたまらなくて、今でいう引きこもりですよね。それを乗り越えた今だから言えることかもしれませんが、じっとしていても何も始まらなかった。悩みもそこで止まっているのですから、悩みから開放されることもなかった。2年後、ふとしたことがきっかけで、勇気を出して外に飛び出してみたら、当てなんか何にもなかったけれど、少しづつ道は開けてきました。

 人間って私も皆さんも同じ。どんなに強がりをいっても心は弱い動物だと思います。でもね、不思議なことに、ひとたび楽しいことを少しでも考えたら、哀しさや辛さは少しだけ忘れられるものです。そうではありませんか?とびっきり嬉しいことを考えながら、同時に超哀しいことを考えることができますか?否だと私は思います。“泣き笑い”って言葉があるけど、それはさっきまで泣いていたカラスがもう笑ったってことでしょう。哀しいことから開放されるためにも、そこでじっと立ち止まることをしないで、とにかく外に出て活動してくださいね。秋から再度大きな採用も始まりますし、大学の学生課やキャリアセンターに行けば、大量の募集要項だってあります。活動をやめないで、どうか立ち止まらないで、この辛い時期を踏ん張ってほしいと思います。

 私はどうやって乗り越えたでしょうか。2年間の引きこもり生活の後、勇気をもって外へ飛び出してみたけれど、当てなんかないですもの。一喜一憂することばかりでした。それでも今があるのは、おそらくあれしかないかな!辛いと思ったときほど、胸を張って顔を上げて、笑顔をキープしましたよ。私っていじっぱりなんですね、きっと(笑)。それこそ自分自身とまず戦いました。閉じこもっていたときは、私を見る周囲の目が変わってくれたらいいと、ひたすら願い続けました。でも自分が何もしなくて周囲の目を変えることは不可能でした。人には感情があるからです。だけど、自分の気持ちだけは自分だけのもの。自分さえうまく自分の感情をコントロールすれば、周囲も相手もいつかきっと分かってくれる。そう信じて歯を食いしばって(コレ本当のことです)生きてきたから、今があるのかなって、思います。

 もう少しの辛抱ですよ。きっと、もうすぐ、もうすぐ、最良の出逢いがあるはずです。そしてその出逢いこそ、偶然なんかではなく、逢うべくして逢えたって、あなたが心から感動できるときだと思います。どうか勇気を出して、前進してくださいね。

 心から、心から応援しています。私にだって出来たことは、あなたにも出来る。本気で私はそう信じています。

 それではまた。

坪田まり子

Copyright© 2007 Univ. Coop withwe's. All Rights Reserved.
登録する