第10回
“面接対策その4”ビジネスマナーは就活を制す
声が小さい学生は損をする
声の大きさがマナーに関係するなんて、思ってもみなかったでしょうね。だって、生まれつき上品もしくはおとなしい人は、大きな声で話すことに苦手意識をもっている人がたくさんいらっしゃるからです。それでも小さい声は、面接では通用しないということを覚えておいてください。おそらく声が小さいだけで採用してもらえないかも、と覚悟すべきです。あなたの声が聞き取りにくいとき、面接官はどうしているか考えてみれば分かるはずです。聞こえないからいいやって思っているでしょうか。否ですよ。聞こえないから、耳をそばだててあなたの声を聞き取る努力をしてくださっているはずです。つまり、相手に聞く努力を強要していることになり、最大のマナー違反。まさしく相手に好感なんて一切与えていないからです。声は相手に聞こえるように、はっきりと出すことが必要です。マナーのみならず、自分の考えをしっかりと面接官に伝えるからこそ、相手に自分のことを分かってもらうことが出来るのですから。
聴く態度も重要です
グループディスカションは、うまくいっていますか?ばっちりという学生はOKですが、ここで苦戦している学生も少なくないようです。グループディスカッションこそ、得意にすべきです。一次面接に取り入れる企業も最近は増えてきましたので、これを乗り越えなければ、個人面接には行き着けないからです。ポイントは、話すこと以上に聴く姿勢に気をつけるということ。つまりマナーを表現しましょう。話すことにばかり夢中になり、人の意見をないがしろにしていませんか?ちゃんと話し手の顔をみて、うなずきながら話を聴いていますか?グループ内の学生が、あなたのライバルであることは間違いありませんが、それでもグループディスカッションのポイントは、まずグループとして機能しているかを見られています。聴き方が適当でない学生=協調性がない学生というイメージになります。聴く姿勢をしっかりと表現することを忘れないでくださいね。
私たちは何のために話をするのか、考えたことがありますか?面接でも愛の告白でもクレームを発する時も全て、目的は同じだと思います。それは、“自分の主張を受け入れてもらうために話をする”ということです。自分の主張を聞き入れてもらいたいとき、相手はどんな言い方でも受け止めてくれるでしょうか。例えば、相手が生意気そうに見える場合、もしくは卑屈に見える場合など想像してみてください。そんな相手から愛を告白されても、NOとしか言えませんよね。
面接は、皆さんがおっしゃるとおり、非常に緊張するものだと私にも分かります。それでも緊張してはいられない、って意識で、自分の思いをしっかりと面接官に伝えてほしいと願っています。
ドアをノックして、中から「どうぞ」って声がかけられたら、桜の花のように潔く見事にぱっと咲きましょうね。正しい姿勢で、そして明るい笑顔のあなたを見ただけで、面接官は本当に嬉しくなるものです。実は面接官の方が疲れているってご存知でしたか?だって朝からずうっと学生を面接している場合が殆どですから。
「こんな学生なら、ぜひ我が社にきてほしい」と思ってもらえるような、空気をまずは運んでください。だって、こんなに気持ちのいい春なんですもの。心に勇気、そして表情には笑顔、姿勢正しく正しいお辞儀で!を忘れずに、前進してくださいね。
心から応援しています。
それではまた。
坪田まり子
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