第9回
“面接対策その3”志望動機の伝え方とポイント
ではどう対処すれば、少しでも説得力の増す志望動機になるのでしょうか。
私だったら、前記(1)を使い、創業者の思い、企業理念または採用コンセプトの言葉を積極的に使わせていただくでしょうね。
先日、JR原宿駅の校内で、足を留めてじっと見つめてしまうほどのポスターを見つけました。そのポスターにはこんな言葉が書かれていました。
「泣く日も笑う日もそばにいる。
それが私たちの誇りです」って。
さあ、企業名が分かりますか?某ビールを宣伝するためのポスターでした。素晴らしいと思いました。感動してしまいました。おそらく私の心の琴線に触れたからだと思います。企業から発信されるCMもポスターも、そして先に述べた企業理念も、その企業が創業以来の変わらぬ愛社精神を持っているからこそ考え抜いた最大のメッセージだと思います。他社のビールと商品そのものはそれほど違いがないとしても、これらのメッセージだけは、どこを探しても決して同じものなどないはずです。学生の中には飲料メーカーで働きたい人もたくさんいらっしゃいます。私がもしその一人だとしたら、この自分の心を動かすメッセージを大切に真剣に、自分のこれまでの人生との共通点はないかと考えながら、一生懸命掘り下げて考えていくと思います。そもそもサービス業に就きたいと考える学生ならば、サービスを通して世の中や人々に貢献したいという思いを根底には持っているはずです。ですから、私がその一人だとしたら。。。 「私は御社のメッセージに心から共感いたしました。
“泣く日も笑う日もそばにいる。それが私たちの誇りです”という言葉です。
ビール営業そのものは、他の会社でも同じかもしれません。しかしそれぞれの企業のお客様を思う気持ちは、微妙に違うはずだと考えます。私は御社の一員として、この誇りを胸に、営業を頑張りたいと思います。一人でも多くのお客様の喜怒哀楽時に、御社の○○○ビールがいつもおそばにあるように、精一杯頑張ります!」って。
毎週日曜日、朝8時30分からだと思います。NHK総合で「経済羅針盤」とう番組があります。ご覧になったことがありますか?私はいつも感心して見ています。社長が登場し、その企業の紹介、社長の思いを語る番組です。どの社長もご自分の会社に誇りを持っていらっしゃいますよ。社長は一生懸命誇りを持って企業への愛社精神を語るのに、学生がそんな核心に触れないまま志望動機を述べても、いつまでもお互いの心に感動や共鳴するものは生まれないような気がします。私はこの番組を見ながら、ご縁のあった学生達のことをいつも思い出しています。○○さん、この番組見てるかしら??って。ぜひご覧になることをお勧めします。これこそが企業が学生に求める心からのメッセージであるはずですから。
最後にもう一言。
どんなに素晴らしい志望動機が完成しても大切なことを忘れないでくださいね。それは
「何を言うかよりも、
どう見えるか、
どう聞こえるか」ってこと。
前記、私が作った言葉。面接官の目も見ないまま無表情で暗くボソボソと語っても、私の気持ちは相手には伝わらないと思います。真剣に相手の目を見つめて、熱意をもって心を込めて一生懸命語るのか!それによって結果はきっと大きく違うはずです。
私の「就職塾2009」を毎回ご覧下さっている皆さんなら、それこそ私のこの“思い”、きっと分かってくださいますよね(笑)。
花粉症に負けず、共に!頑張りましょう。それではまた。
坪田まり子
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