第7回
“個別会社説明会”へ積極的に参加しよう
皆さん、明けましておめでとうございます。どんなお正月をお過ごしになりましたか。私としては、皆さんが心身ともに健康的に過ごしてくださっていればいいなと願っています。なぜならば、泣いても笑ってもいよいよ就職活動本番に突入するからです。本番を前にワクワクしている人なら心配しませんが、もしも不安で押しつぶされそうになっている人がいらっしゃれば大変です。そんなあなたにひとつ。お年玉代わりにアドバイスをいたしましょう。
“心の支度”をしっかりとすることをお勧めします。これこそがあがらないための最高の秘訣だと私は思っていますし、どんな時もベストを尽くすためには絶対に必要なことだと考えています。普通、支度といえば、準備のことを想像なさると思います。エントリーシートを書く準備、セミナーに申し込むための準備、面接の前日にリクルートスーツを整えたり、頭の中で志望動機や話すべきことを反芻することも準備のはずですよね。でもこれらを完璧に整えたとしても、皆さん、あなたの心の中の支度まで、きちんとしていましたか?おそらく???という答えが多いのではないかと拝察します。
“心の支度”とは、面接やセミナーにのぞむ前に、自分自身に何かを言い聞かせることです。何を言い聞かせるか、それはあなたにお任せします。実は、私、有限会社コーディアルとして独立してから今日までの丸5年の間、一度たりともこの心の支度を怠ったことはありません。講演中の私は、誰が見ても上がっているようには見えないそうです。むしろ「どうしていつもそんなに元気なんですか」とか「すごく熱意を感じました」などとお褒めの言葉をいただくことが少なくありません。それらのお言葉がお世辞ではなく、本当だとしたら、きっと私が心の支度を怠らないからこそのおかげだと思っています。私は実はあがり症。そして何を隠そう、コンプレックスの“超”固まりです。自分に自信なんて全くありません。それでも私は敢えてこの仕事を選びました。この仕事とは、もちろん学生の皆さんを応援することです。なぜなら凄まじいコンプレックスの固まりであった私も、自分の心を入れ替えただけで、見事に夢をかなえることができたからです。
コンプレックスで押しつぶされそうだった22歳の頃。おそらく今の皆さんとほとんど変わらない年齢でしょう。自分で自分を消してしまいたいとさえ考えていました。誰も私のことをわかってくれないとすべてに対して悲観的、絶望的に考えていました。そんな心の葛藤は、22歳から25歳まで延々と続き、その間中、外出はおろか、人様との交流すらすることが出来ませんでした。話す相手は、家族と私が英語を習っていたシスターだけ。シスターは当時60歳位の方で、ワシントンDCから聖心インターナショナルスクールにいらっしゃった素晴らしい方でした。私が心の悩みを打ち明けたとき、その方は私にこうおっしゃいました。
“Close the door”
いい言葉だと、今思い返しても涙が出てきます。自分が落ち込んでしまった原因をいつまでもうじうじ考えていても何も始まりません。そしてそんな自分をいくら嘆いてみても、何も解決しないのです。前を向いて動き出すことを、私に教えてくださったのはそのシスターでした。それからの私は、常にこう考えられるようになりました。「こんな私ですが、よろしくお願いします」って。そんな心の支度ができるようになって、私の目線は大きく上がった気がします。何といっても、もう何も恐くはないのですから。よくも悪くも自分で自分を全て受け入れた私は、「勇気を出して、笑顔で挨拶をするだけで何かが始まるに違いない」とワクワクすることができるようになりました。それまでコンプレックスの固まりだった私は、「どうせ私なんて、誰も分かってくれない」と思い続けていたのですから、“どうせ”と“こんな”の違いの大きさに、皆さんなら気づいていただけると思います。たった3文字を入れ替えて、そして前を向いて歩き出そうと決意しただけで、私はもう一度生まれ変わることが出来たのです。そして多くの人と出逢って、大きなチャンスをつかむことが出来ました。
今の私は、自称“幸せ配達人”のつもりでいます。皆さんがどんな悩みを持っていらっしゃるにせよ、あなたは恵まれているはずですよ。少なくとも大学生であるからこそ、企業は大きな手を広げて、あなたへチャンスの輪を提供してくださっているのですから。そんなチャンスをしっかりと自分の手につかむためにも、ぜひ“心の支度”をしてほしいと心から思います。自分が自分であることの喜び、家族がいることの喜び、健康であることの喜び、そして今日も明日も出逢うチャンスを与えられる喜びをまずはかみ締め、今日も頑張ろう!!って自分に言い聞かせるだけで、きっと何かが変わるかもしれません。ぜひそんな“心の支度”をお試しくださいね。
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