第5回
“ちょっと早めの面接対策 その1”
絶対におろそかにできない基本マナーとポイント(3/3)
面接当日の場面別留意点について
1.受付にて
- 時間厳守
- 受付では、自分からはっきりと名乗り、用件まで告げること
- コート・マフラーは受付に行く前に脱いでおくこと
- 廊下やエレベーターですれ違った人にも挨拶をすること
- 携帯電話は受付に行く前に電源を切ること
2.控室にて
- 控室での入退室でも会釈はすること
- タバコは灰皿があっても吸わないこと
- くつろぎすぎないこと
- 荷物は机の上には置かないこと
3.面接室にて
- ドアは必ずノックをすること
- 入退室の際、挨拶を忘れないこと
- 椅子は勧められてから座ること
- 最後の挨拶は座ったままではなく、起立して挨拶すること
まず、1.受付での、挨拶がきちんとできない学生が残念ながら増えているようです。面接からチェックされているのではなく、企業説明会に参加をしたあなたの姿も、受付を通るあなたの姿も全て評価の中に入っていると思うべきです。携帯電話をマナーモードにしていればいいと思う人も、油断しすぎと言えます。バイブレーションが鳴ると、椅子の上においているカバンが揺れたり、音がしたりしますよね。まさしく、面接官のチェックの対象です。なぜならば、その企業があなたにとって本命であれば、他の企業からの電話を待つ必要は、その時点ではないはずだからです。心構えの問題といわざるをえません。
次に、2.控室では、やはりタバコが気になります。男子学生のタバコはまだしも、女子学生のタバコは好ましく見られないのが本音です。絶対に、その企業の中では、タバコを吸わないほうがいいでしょう。そのビルを出て、近所でもやめたほうがいいですね。健康にも良くないし、そろそろ禁煙を考えてみてはいかがでしょうか。大きなお世話かもしれませんが、あなたたちを応援したいからこその私の率直な気持ちでもあります。
最後に、3.面接室で。姿勢を正すことからはじめてください。猫背であったり、反らしすぎていると、全く違うイメージに見えるものです。面接では、やはり第一印象をおろそかにすべきではありません。それこそ、人事担当者は、あなたたちを見て、「この学生は、お客様の前に出せるだろうか。出した場合に、我が社のイメーダウンにならないだろうか」と心の中では考えているはずです。どうか選ばれる人になってください。企業のためではなく、あなた自身のためにです。日頃から姿勢が悪いと言われる人は、常日頃から意識をしましょうね。
いかがでしょうか。今回のテーマは、面接対策ではありましたが、私としては、単なるマニュアルやテクニックではなく、心のあり方をお話したつもりです。形から入ればいいという説もありますが、私は、むしろ心から入るほうがいいと思っています。形だけで心がないことは、いっぺんで見透かされてしまうでしょう。真摯な心さえあれば、多少ぎくしゃくした動きやしゃべり方でも、きっとあなたの誠意は相手に伝わると信じています。
マナーは、テクニックではありません。心の表現だと思っています。えっ?どんな心の表現かって?それはもちろん、相手に対する感謝の気持ちに他なりません。面接に呼ばれたということは、書類選考であなたを企業が選んでくださったということ。感謝の気持ちを持って面接にのぞむことこそ、人としての正しいあり方のはずです。そうすれば、自ずと笑顔にもなれるはずだし、深々としたお辞儀だって、フリではなく、心から頭を下げることができるはずですよね。
就職活動は、まだまだ前章戦の段階。いち早く、周囲に対する感謝の心と正しい意識を身につけ、着実に歩みだしてくださいね。
それではまた。来月お目にかかりましょう。
坪田まり子
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