第5回 
“ちょっと早めの面接対策 その1”
絶対におろそかにできない基本マナーとポイント(2/3)

個性の上に社会性を身に付けるために、まずは、マナーの意義を理解してください。それは3つあります:

  1. 人に迷惑をかけないこと
  2. 人に好感を与えること
  3. 人に敬意を表すること

(1) の人に迷惑をかけないということは
もはやあたりまえのことでしょう。しかし(2)と(3)はいかがでしょうか。(2)について言えば、知っている人、それも自分が好きなタイプの人にだけ、好感を与えていませんか?それ以外のどうでもいい人に対しては、好感を与えようなんて考えたこともないのではないでしょうか。(3)だって、自分にとって得をする先輩や教授には、しっかりと挨拶をするけど、どうでもいい先輩や教授には知らん顔ではないでしょうか??

社会人になるということは、この(2)と(3)の心構えがしっかり出来ている必要があると考えています。なぜならば、公務員も教師も、はたまた弁護士や公認会計士などの実務家も、サービス業であることに変わりはないと考えているからです。世の中、どんな仕事も全て常に相手があって成り立っているのです。だからこそどんな年齢、立場の方々に対しても、心からの挨拶が出来るだけで、相手はあなたをきっと受け入れてくださると思っています。

面接対策の基本マナーは、まずは挨拶の徹底からはじめよう

誰からも好感が持たれる挨拶の仕方をまとめてみましょう:

  • 明るく
  • 活き活きと
  • さわやかに

あたりまえですが、この3つが基本です。
でもそれだけではありません。もう一つが一番大事なこと、それはこれら明るく・活き活きと・さわやかな挨拶を、今日だけでなく、明日も明後日もその次の日も、ずっと「継続すること」が大切です。アルバイトの経験者ならお分かりのはずです。常に笑顔で気持ちのいいサービスは、あなた自身の気分に左右されてはいけませんよね。それが常に出来ることが、プロと言われる仕事ぶり、アルバイトぶりなのです。

気をつけていただきたいのは、夕方、面接に行ったり、企業説明会に参加なさるときの挨拶の仕方。企業側は、「こんばんは」とか「こんにちは」って挨拶しているのに、学生の方が「おはようございます」とおっしゃっているシーンをよく見かけます。そんな時、企業の方は心の中で笑っているでしょうね。だって、「おはようございます」は業界用語だからです。正しい敬語を使った、正しい挨拶を心がけることも忘れないように。

身だしなみのマナーについて

せっかくリクルートスーツをお召しになっているにもかかわらず、勘違いをしている学生もいらっしゃるようです。何のために、リクルートスーツを着なければならないのか、そこから理解することが必要でしょう。あなたらしさを見てもらうためならば、本来はあなたらしい私服、ジーパンやへそ出しルックでもいいはずですよね。でも大多数の企業がリクルートスーツ着用を求めているのは、まさしく前記した(3)相手に敬意を表することが必要だからです。就職活動は、カジュアルな活動ではありません。企業は必死且つ本気であなたという人物を評価しようとしているのです。それこそフォーマルな場所と言えるでしょう。だからこそ、リクルートスーツはまさに社会性をあらわすのに最も相応しい服装ということになります。それにもかかわらず、ネクタイを派手な色にしてみたり、アクセサリーにこだわってみたり、全くの論外です。アクセサリーやネクタイ、靴やカバンで差別化を図ろうと思わないこと。皆同じ黒や紺のスーツを着ていても、企業にはちゃんとあなたたちの違いが見えています。あなたの“普段の心がけ”と“志”は、必ず相手の心に留まるはずです。きちんとアイロンをかけて、ボタンも閉めて、襟元を正してのぞむようにしてくださいね。

ボタンの締め方ですが、男性の3つボタンなら、真ん中だけをしめること。ボタンの締め方については、結構質問が多いものです。2つボタンなら、上のボタンだけを閉めていればいいでしょう。決して、全てをはめないように気をつけてください。

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