第1回 “夢をかなえる就活”を見据えて今からはじめるべきこと(3/3)

プレゼンテーション能力を高めるための3つのポイント

  1. 人間的魅力を高める
  2. 話の内容・構成を工夫する
  3. 話し方・伝え方を工夫する

 この3つの中でどれが一番大事でしょうか。人それぞれご意見はあるようですが、私は迷わず(1)を選びます。なぜなら、あなたが話をする前から、相手にとってはあなたという姿が目に入るからです。どんな感じの学生かということこそ、採用する側にとっては大事なこと。公務員の世界も、弁護士などの実務家の世界もすべてサービス業といえます。全ての仕事がお客様相手の仕事であるかぎり、感じがいいかどうかは、採用のための重な要素になります。容姿端麗かハンサムかということではありません。どんな年代の人から見ても、好印象に受け止められる人になるということ。そのために下記のことをお勧めします:

1.積極的に自分の方から挨拶することを習慣づけましょう。

 友達だけでなく、教授や近所の大人たちに特に積極的に声をかけてみましょう。慣れない人にとっては、それだけで大変なことがわかるでしょう。しかし勇気をもって続けていくと、そのうち慣れてくるものです。

2.にきびを改善しましょう。

 唐突ですが、あなたはにきび症ですか?にきびは青春のシンボルではありますが、あまりにひどいとちょっとあとで問題が出てきます。それは写真です。就職活動は、まず書類選考が先にありますので、企業はあなたの実物よりも写真を先に見ることになります。今の写真の技術は優れていますから、にきびだってそばかすだって顔の輪郭さえも修正できる技術があります。女子学生はそんな写真館を好むようですが、出来あがった写真は、実はあなたとは違う。企業がその修正した写真を見て、あなたを気に入ったとします。面接にきたあなたが写真の人とは全く思えない場合、実はそれだけで一次面接が終わります。だって、写真に偽りがあるということは、あなたの話す内容も偽りかもしれないと思われて当然だからです。それなのに、毎年写真を凝る学生が少なくありません。実は企業にとって、修正写真は一番嫌なことだそうです。 昨年ご縁のあった女子大生。自己PRは優れていますし、人間的魅力はバッチリです。しかし、一次面接を全く通過することが出来ないと悩んだ末に、つい先日相談を受けました。おそらく写真が原因です。もともとにきび症の彼女でしたが、久しぶりに再会した彼女は、にきびが以前よりももっと目立つようになっていました。おそらく就職活動というストレスからも影響が出たのではないかと思います。しかし彼女が提出したエントリーシートの写真には、まったくにきびは見えません。あなたが面接官ならどう思いますか?あなたにとって嫌な話だったかもしれませんが、はっきりと言葉を飾らずに申し上げましたことをお許しください。どうぞ、にきびのみならず、健康的なイメージを作りはじめることを今から心がけてください。今からなら間に合うはずです。

3.人前での自己紹介を得意にしましょう

 これは皆様のご性格によっては、相当な試練です。そもそも人の目を見て話すことが出来ない人はそれだけでマイナスだからです。小さな声も致命傷なら大きすぎてもダメ。また話が短すぎても長すぎてもダメ。そして一番大事なことは、どんなトピックを選ぶかです。まずはご自分でしっかりと考えてみてください。友達に聞いてもらうのも一つの方法でしょう。キャリアセンターや就職課の先生方にもそろそろコンタクトをとってみますか?もちろん、毎年恒例になった私の8月講座などに参加なさるのも大歓迎です。 話し方は意識や特訓をすることで必ず変えることができます。そして先に述べた、感じがいいかどうかという第一印象も、ほんの少しの意識で変えることができます。“思い・志”は、ただやみくもに話せばいいってもんじゃありません。それを受け止めてくれる人がいて、はじめてあなたの思いや志が相手に伝わるのです。そのための在り方をしっかりと今から考えていきましょう。それらを意識し自分自身を磨き続けること、早々と工夫と努力をすることで、夢をかなえる就職活動に一歩近づけると考えています。

次回8月は、夏休みの有意義な過ごし方についてお話します。どうぞお楽しみに。
それではまた来月お目にかかりましょう。

坪田まり子

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