今回は、もっと希望に合った企業に受かるために、今まで自分の視野に入っていなかった企業を見つけること(気づくこと)ができるよう、企業探しの方法を集大成してお伝えします。まずは、以下のクイズに答えてみてください。
今回の就活クイズ
『就職活動生が企業にエントリーする、平均的な数は何社だと思いますか?』
約90社です。
これはあくまで平均値です。積極性、行動力がある人は、もっと多くの企業にエントリー(チェック)しています。納得のいく企業の内定を取るためには、まずは多くの企業をしっかり見て、そこから選ぶことが大切です。
●目に留まっていなかった企業(求人情報)に気づく!
特定の業界ばかり見ていたら、それ以外の業界の企業(求人情報)は目に留まらなくなってしまいます。どんなに良い企業であっても、その存在に気づかなかったら、内定のチャンスは0となります。なんてもったいないことでしょうか。
●新規の求人はこれからも次々出てくる (採用期間の長期化)
企業の採用期間は長期化しています。春採用、夏採用、秋採用、中には冬採用も実施している企業だってあります。焦ることはありません!なぜなら、世の中には多くの素晴らしい企業があり、新規の求人はこれからも次々と出てくるからです。重要なのは、せっかくのチャンスを逃さないことです。
素晴らしい企業の存在に気づけるように!
そして、内定のチャンスを掴めるように!
以下、企業探しの方法を集大成してご紹介します。主なものは25種類あります。
新たな企業探し25の方法
以下、ご紹介する企業探しの方法の中で実行したことがないものはいくつありますか?それらは、あなたにとって新たな志望企業発見の糸口となる大きな可能性を秘めています。
●書籍を使って企業探しをする方法
- 日経会社情報(日本経済新聞社)
→上場企業、株式公開企業をすべてチェックできる。掲載企業は約4000社
- 未上場会社版・会社四季報 (東洋経済新報社)
→有力企業、株式公開をめざす成長企業等、約7000社をチェックできる
- 週刊ダイヤモンド 別冊 会社データブック1万6000社 企業番付
→都道府県別、業界別等で、企業の番付をチェックできる
- 業界地図(高橋書店等、数社から発売されている)
→各業界の有力企業とその動向をチェックできる
- 業界研究本
→各業界に所属する企業情報の宝庫
●新聞・雑誌を使って企業探しをする方法
- 新聞の求人欄
→興味が湧いたら新卒でも応募可能か問い合わせてみるとよい
- 新聞の折り込み求人チラシ
→興味が湧いたら新卒でも応募可能か問い合わせてみるとよい
- 求人情報誌
→興味が湧いたら新卒でも応募可能か問い合わせてみるとよい
- アルバイト情報誌
→新卒社員採用の案内も掲載されていることがある
●インターネットを使って企業探しをする方法
- インターネット就職情報サイトで未登録のものに登録
→サイトによって、得られる企業情報は異なる
- インターネット就職情報サイトの再検索
→新たな志望業界で再検索してみる
- with we'sの採用情報検索機能を活用する
→多くの就職情報サイトの情報を一気に検索できるので大変便利
- 志望企業の採用ページの定期的な閲覧
→新たな採用情報が突然、アップされることがある。チャンスを逃さないように。
●就職情報を紹介する機関を使って企業探しをする方法
- 就職課(キャリアセンター)の求人情報を見る。職員に相談する
→採用ニーズの高い企業の求人情報が多い。
- ハローワーク、ジョブカフェの求人情報を見る。職員に相談する
→求人情報の穴場的存在。様々な業界の大手から中堅まで幅広くある。
- 就職情報会社のセミナーに参加したり、カウンセリングを受けてみる
→様々な視点で就職先を考えることができるようになる。
●足を使って企業探しをする方法
- 合同企業説明会
→開催時期が遅いものほど企業の採用ニーズが高い傾向がある
- 自分の好きな商品の企業に会社案内のパンフレットをもらいに行く
→パンフレットをもらう際に、採用情報もチェックする
- ショッピングのついでに、興味がひかれる商品を作っている企業をチェック
→自分の気に入った商品を製作している企業に採用のことを問い合わせてみる
●身近な人に相談して企業探しをする方法
- 友人に相談する
→自分とは違った視点で業界研究ができる。最新の就職活動情報がわかる
- 社会人1年目、2年目くらいの先輩に相談する
→社会のことも就職活動のことも知っている人のアドバイスは大変参考になる
- アルバイト先の社員、インターンシップ等で知り合った社員に相談する
→自分の仕事能力を知っている人のアドバイスは大変参考になる
- 担当の教員に相談する
→今までの生徒の就職情報や知り合いの企業の情報を教えてもらえることがある
- 既に社会に出て働いている友人に相談する
→既に社会に出て働いている人の視点で業界研究ができる。
- 両親に相談する
→自分とは違った視点で業界研究ができる。気づきが多い
多面作戦がオススメ
「私はマスコミ志望ですが、まだ内定は取れていません。就職浪人したほうがよいでしょうか?」と6月に相談に来た学生がいました。しかし結局、その学生は4年生の冬に内定を取りました。今は(志望通り)マスコミ関係の企業で働いています。
この学生は、志望企業群の採用情報を毎日、粘り強くチェックしていたら、ある日、突然、新規の募集が発表され、それに申し込んで受かったそうです。
求人はこれからも次々出てきます。よって、ご紹介した25の方法を(一つだけではなく)いくつか組み合わせて実行し、多面的な企業探し(多面作戦)をすることをオススメします。すると、たくさんの素晴らしい企業が目に留まるようになります。就職活動が面白くなってきますよ。楽しみながら粘り強くがんばってくださいね。これからもずっと応援しています。
劇的内定術、内定者はこう書いた!シリーズ著者/就職コンサルタント・心理カウンセラー:坂本直文