
どんな声を出すか…なんて考えたこともない。
そんな方にこそ、今回の内容を読んで頂けたら…と思います。
なぜなら、『声は人なり』とも言われ、声は人物の印象の多くを形作っているからです。身近な例で説明します。友人から電話が掛かってきたとします。相手の名前を聞かなくても、声で誰かわかりますよね。しかも、声(の調子)で、相手の(心理)状態も推測がつきますよね。声とは、極めて多くの情報や印象を聞き手に伝えるものなのです。
ここまで考え、意見を組み立ててこそ、高評価を得られます。
面接では、同じことを自己PRするのでも、大きな声でしゃべれば自信があるように伝わりますが、小さな声だったら、自信がないように伝わってしまいます。なんと、嘘かもしれないと疑われてしまうことさえあります。
上位合格者の声の特徴は、気持ちが強く込められ、大きな声量で、明確な発声をしていることです。つまり、
ということです。
さて、集団面接では自己PRの内容がかぶることはよくあります。この場合の評価の分かれ目についてご説明します。たとえば、受験者Aさんも受験者Bさんもアルバイトに関する(全く同じアピール内容の)自己PRをしたとして、面接官はどちらを高評価するか…です。
評価の最大の分かれ目は驚くほど単純なことです。それは声の大きさです。面接官は声が大きい人のほうを高評価することになるのです。理由は上段で説明したとおりです。
以上より、一つ目の改善点は『一番大きな声を出す』ということです。私の主宰する就職講座では、自己PRの内容は変えていないのに、話すときの声の大きさを変えただけで、次々と合格を勝ち取るようになったケースが多々あります。以下、やり方をご紹介します。とても簡単ですから、すぐに実行できます。
大きな声を出すメリットとして、ぜひとも補足しておきたいことがあります。それは、場の雰囲気を変えられることです。たとえば、入室の挨拶を大きな声で行うと、「君は元気で良いねぇ」などと面接官が褒めてくれて、その後の面接がとても打ち解けた雰囲気になったりします。
面接は、大きな声で元気に受け答えすれば明るく和やかな雰囲気にすることができます。逆に、小さな声でぼそぼそとして受け答えをしてしまうと暗く沈んだ雰囲気になってしまいます。内定者とは、雰囲気に飲まれる人ではなく、雰囲気を自分で作る人です。
さて、2つ目の改善点は、面接官に対して「○○様…」と名前で呼ぶことです。すると面接官はあなたの話をしっかりと聞いてくださるようになります。そして、あなたの名前もしっかり覚えてくれます。なぜなら、人間の心理として、名前で呼ばれると、自分との出会いを大切にしている。とか、今後の人間関係を大切にしようとしている…と感じ、こちらもちゃんとした接し方をしなくては…と思うようになるからです。
面接官の名前の確認は、ネームカードを付けている場合はそれを見ればよいですし、付けていない場合は、「失礼ですけど…お名前をお伺いしてもよろしいですか」と(礼儀正しく)聞けばよいです。
ここで、名前で呼ぶ際の実例をいくつかご紹介します。
仕事でもお客様(得意先・取引先の方)の名前を覚えるのはとても大切なことです。特に営業職の場合は、ビジネスチャンスを逃さないためにも商談相手の名前は瞬時に覚える必要があります。したがって、相手の名前をすぐに覚える習慣自体も、面接官から高評価されます。
大きな声で話す。面接官を名前で呼ぶ。2つとも単純なことで、すぐに実行できます。しかも、効果は非常に大きいです。ぜひ実行してみてくださいね。
劇的内定術、内定者はこう書いた!シリーズ著者/就職コンサルタント・心理カウンセラー:坂本直文
