
意見を組み立てる上で、根本的に大切なことを述べます。
それは、『志望企業の視点(立場)で考える』ということです。
一般論では、他の受験者と差がつきません。志望企業に対する熱意も感じられません。
もっともっと踏み込んで、
ここまで考え、意見を組み立ててこそ、高評価を得られます。
トップ合格者とは、学生意識ではなく、プロ意識(志望企業の社員意識)を持って議題を捉え、意見を組み立てている人です。
よって、合格(上位合格)のために重要なことは、(まず)意識改革です。
学生意識から、プロ意識に切り替えましょう!
意識が変われば、意見の組み立てが変わるだけではなく、集団討論への参加態度だって大きくかわります。
たとえば、この議題に関して、以下の5人の意見の評価を解説します。
5人の中で一番評価が高いのはEさんです。
Eさんの意見には、広告会社志望者としての意識の高さ、志望の強さが感じられます。そして、どんな企画と宣伝文句を考えたのか聞いてみたくなります。
しかし、その他の人は、よくある一般論を言っているだけで、当社(広告会社)に対する志望の強さは感じられません。そして、内容を深く聞いてみたくもなりません。
集団討論試験では、ほとんどの受験者の意見がテレビや雑誌で見たことがあるような一般論です。自分なりの視点で意見を構築している人も稀にいますが、高評価を得るには深みが足りません。
意見には、志望企業の社員としての視点をしっかりと盛り込むことが重要です。
しかし、具体的にどのように意見を組み立てたらよいか判断がつかない人もいるかもしれません。
そこで、即効性のある対策をご紹介します。
ぜひともお勧めしたいのは、新聞の過去記事検索です。
志望企業に関する『過去、1年分〜3年分くらいの記事』を検索して読んでおくと(コピーしてスクラップしておくとよい)、志望企業がどのような問題に、どのように取り組んでいるかを詳しく知ることができます。所要時間は2、3時間程度です。これを行うと、集団討論で与えられたテーマに対しても、どのような取り組み方をすればよいか判断する力が飛躍的に高まります。
新聞の過去記事検索は、図書館にある各新聞の縮刷版(書籍、CD-ROM)やインターネットの過去記事検索サービス(日経テレコン等)を活用すると簡単にできます。
この下準備をしっかりしておけば、自信を持って議論に参加することができます。
また、志望理由も深まるので、エントリーシート対策、面接対策にもなります。
わずかな時間でできることなので、ぜひ実行してみてください。
なお、志望企業に関する過去記事を3年分もしっかり読み込むと社員としての考え方が身につくので、プロ意識の養成にも役立ちます。(※意識改革)
そして、就職活動に対するモチベーションも高まり、努力することが、とても楽しく感じられるようになりますよ。
劇的内定術、内定者はこう書いた!シリーズ著者/就職コンサルタント・心理カウンセラー:坂本直文
