職活動をスタートするにあたって、最も大切なことに気づけるように、あるクイズを出題しますね。就職講座で行った際の正答率は10%以下でした。
意外と難しいですよ。さぁ挑戦してみてください。

就職活動・初期段階のクイズ

以下の企業を売上高の多い順に並べてください。

  • フジテレビ (放送業界)
  • ローソン  (コンビニ業界)
  • トヨタ   (自動車業界)
  • デンソー  (自動車部品業界)

解答

このクイズは、業界研究・企業研究をしっかりやっている方には簡単ですが、企業をイメージでしか捉えていない人には難しかったのではないでしょうか。解答は以下の通りです。

 

売上高(2006年3月期)

  • トヨタ    約21兆0400億円
  • デンソー     約3兆2000億円
  • ローソン     約1兆3000億円
  • フジテレビ    約6000億円

知らない企業は宝の山。イメージだけで判断しない(データの比較研究)。

デンソーの順位が思ったよりも高くてびっくりしましたか?逆に、フジテレビの順位がこの中では4位になるとは意外でしたか?

今回のクイズで気づいて頂きたかったことは主に2点あります。

  1. 知らない企業は宝の山!
    (一般的にはあまり知名度がない企業にも実力派企業は数多い。受験チャンスを逃さないように、知らない企業こそ、よく調べよう)。
  2. データの比較研究を重視し、イメージだけで判断しない!
    (売上高、事業内容等のデータをしっかり比較研究しよう)。

1万分の1しか知らないのでは受験チャンスの大半を逃す (視野を広げよう!)

ラーメンのたとえ話です。一般的な観光客は、観光ガイドに掲載されている店の広告だけしか見ずに食べに行く店を判断します。結局、美味しいけれども広告は出していない店は存在すら気づけないことになります。

就職活動も同じです。一般的な受験者は、知名度がある企業しか見ずに受けに行く企業を決めます。その結果、実力が非常に高くとも消費者向けの広告をしていない企業は、その存在すら気づけません。よって、せっかくの受験チャンスを大量に逃すのです。

日本には約300万社の企業があります。しかし、一般の学生が名前を明確に知っている企業は300社程度。なんと全体の1万分の1でしかありません。

知らない企業こそ宝の山と心得、就職や企業データ関連の書籍、就職情報サイト、新聞、経済誌、合同企業説明会等を存分に活用して、多くの企業を知る!(視野を広げる)ということが、就活のスタート地点で最も大切なことです。

データは大切、でもそれだけで判断してしまうのは危険

ところで、解答のデータを比較して、トヨタやデンソーの売上高の多さに驚き、志望企業にしたくなった人もいるかも知れません。実はこれがデータの落とし穴です。表面的なデータだけを見て、志望企業にするのは危険です。結婚で例えれば、相手の収入だけを見て(他は一切見ずに)、結婚相手に決めてしまうようなものです。

自分の目で見てみよう!(インターン、会社説明会、店舗見学、OB訪問)

データ研究の後、特に興味を引かれた企業に関しては、ぜひともフットワーク型の企業研究もしましょう。つまり、実際に自分の目で見てみる、社員と会って話をしてみるという実践的企業研究です。インターンシップや会社説明会への参加。店舗や工場、ショールーム等の見学。OB訪問。これらをすることにより、その企業の仕事の実態が分かります。

データ研究+フットワーク型研究。これら二つを行うと、自己分析(自己PRや志望理由作成等)に深みが増します。受かる履歴書・エントリーシート欄も書けるようになりますし、面接にも自信を持って臨めます。

さて、就職活動を成功させるために、スタート地点で一番大切なのは、まずたくさんの企業を調べてみる(視野を広げる)ことです。データ的な部分を調べ(書籍・サイト等)、次に足を使って調べましょうね(フットワーク)。やればやっただけの成果は必ずありますよ。楽しみながら、がんばってください。応援しています。

劇的内定術著者・心理カウンセラー/坂本直文

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